楽天最強プランの落とし穴！おすすめできる人・できない人を徹底解説

検索サイトで「楽天最強プラン」と検索するとフッター部に「楽天最強プラン落とし穴」という候補キーワードが出てきて「えっ、そうなの？」と心配する人が多いことがわかりました。

▼検索サイトのフッター部に表示されるキーワード▼

楽天株式会社が2014年に「楽天モバイル」を設立し、これまで色々な苦労をしながら今のプラン「楽天最強プラン」に辿り着きました。

※参照：楽天モバイル公式サイト

2024年8月、契約回線が500万回戦を突破し、勢いにのっている楽天モバイルの「楽天最強プラン」。

大手3キャリア（ドコモ、ソフトバンク、au）に追いつくため、安心して利用できる環境を作り続ける必要がある楽天モバイルに落とし穴などあるのか徹底的に調べてみました。

いきなり結論から申し上げますと、楽天モバイルはリリースから今まで口コミ・評判などを参考にし、改善してきた会社であり、過去のデメリットが修正されずネット上に残り続けているのが原因です。

もちろん、全ての人におすすめできるという訳ではないため、本記事では「落とし穴まで言わないけどおすすめできない人（デメリット）」を解説しています。

記事の最後には、楽天モバイルを実質1年無料で利用する方法も解説しているので、ぜひ、最後まで見てください。

楽天モバイル「楽天最強プラン」の落とし穴とおすすめできない人

楽天モバイル「楽天最強プランの落とし穴」と言ってもよい理由とおすすめできない人は下記の通り。

そもそも、検索結果のフッター部に候補キーワードとして表示される仕組みをご存じでしょうか。

候補キーワードってなに？

GoogleやYahooなどの検索結果のフッター部に表示される、候補キーワードですが、再検索されればされるほど、プログラム上で「これは興味があるキーワード」だと認識してしまい、表示され続けてしまいます。

調べものをする場合、どうしても、デメリットに目がいってしまいませんか？

過去に大手3キャリアも改悪・改善を繰り返していたのですが、当時は、スマートフォンの普及がされていないため、過去の情報は古すぎる情報、過去の情報とされてしまったため、検索結果に表示されていません。

1.RakutenLinkの音質

楽天モバイル「楽天最強プラン」の落とし穴とおすすめできない人に「RakutenLinkの音質」問題があります。

楽天モバイルで通話を行う場合、下記2つから通話することが可能です。

OS標準アプリから通話を行う場合、特に問題ないのに、Rakuten Linkの音質が悪い理由を簡単に解説します。

①VoIPを利用して通話

Rakuten Linkは、電話回線を使わずインターネット（VoIP）を通じて通話するアプリです。

このインターネット回線を使うことで、データ量を抑えつつ音声を送ることができますが、音声データの圧縮方法が他の通話アプリと比べて劣ることがあり、音質が悪くなることがあります。

▼OS標準通話アプリと、RakutenLinkの違いを表にまとめました。

項目	OS標準通話アプリ	Rakuten Link
通話方式	音声通話(キャリア回線)	インターネット通話(VoIP)
音質	通常、高音質(キャリア回線の品質に依存)	音質はインターネット回線に依存、低音質と感じることもある
通話品質	高い安定性（回線品質が良ければ途切れない）	通信環境によって音声が途切れる・遅延が発生することがある
通話料	通話プランに依存	無料
利用可能地域	国内・海外	国内（海外利用には制限あり）
利用にはSIMが必要	必要	必要
インターネット接続の必要性	不要	必要
発信者番号の表示	発信者番号が表示される	発信者番号が表示される
着信時の表示	通常の着信画面	通常の着信画面
通話アプリのインストール	デフォルトでインストール	アプリのインストールが必要
通信環境の影響	通話は主にキャリア回線に依存	通信環境に依存
通話中のデータ消費	発生しない	発生しない

• Rakuten Link無料通話対象外となる電話番号は、下記をタップ

②通信エリア内であること

Rakuten Linkは、通信環境が良くなければ音質が悪いため、事前に楽天モバイル公式サイトで通信エリア内なのか調べる必要があります。

自分が利用するエリアが対応していない場合、当たり前ですが、通話の品質は悪いです。

対応されている場合でも、建物などの影響により通話品質が悪い場合があるので、お得なキャンペーンを利用して実質無料になる期間で継続or解約の選択をする人が多いです。

2.日々改善する情報に追いつけない人

楽天モバイル「楽天最強プラン」の落とし穴とおすすめできない人に「日々改善する情報に追いつけない人」があります。

先程もご説明した通り、楽天モバイルは、日々改善しており、お客様満足度も高いです。

しかし、情報収集の仕方によっては、検索結果の古い情報を鵜吞みにしてしまう方も存在するため、情報収集レベルが高くなければいけません。

下記の内容は、過去に楽天モバイルでデメリットとされていることを箇条書きしたものですが、現在は、仕様が変更されております。

ここでは、上記について解決しているため、現在はどのようになっているのか詳しく解説はしません。

楽天モバイルの歴史

下記の表は、楽天モバイルの歴史です。

表を見てわかる通り、他のキャリアと比べると実際にサービスを提供してから10年ちょっとの出来立てホヤホヤと言っても過言ではありません。

短い期間で試行錯誤しているため、私たち利用者もある程度の情報収集レベルは高くないと追いつけない場合があります。

楽天モバイル「楽天最強プラン」をおすすめする人

楽天モバイル「楽天最強プラン」をおすすめする人は下記のような人です。

上記の理由を解説する前に「楽天最強プラン」って大手3キャリアと比べると、どれくらいお得なのかご存じでしょうか。

▼割引特典を利用しない場合の月額基本料金（税込）

データ利用料	楽天モバイル	ドコモ	au	ソフトバンク
無制限	3,278円	6,215円	6,138円	6,215円
20GB	2,168円
3GB	1,078円	4,565円	4,488円
2GB				4,565円
1GB		3,465円

表の通り、面倒くさい割引特典を考える必要のない楽天モバイルは、大手3キャリアと比べて圧倒的に安いことがわかります。

また、大手3キャリアの通信速度も比較してみました。

SIM会社	朝	昼	夜
楽天モバイル	123.76Mbps 36.55Mbps	122.05Mbps 36.56Mbps	129.24Mbps 36.17Mbps
ドコモ	114.83Mbps 11.62Mbps	97.43Mbps 12.37Mbps	102.8Mbps 11.93Mbps
ソフトバンク	118.62Mbps 22.24Mbps	84.77Mbps 17.35Mbps	66.28Mbps 13.95Mbps
au	159.31Mbps 18.49Mbps	63.08Mbps 11.47Mbps	61.28Mbps 11.61Mbps

表は「みんなのネット回線速度」の調査結果によるものですが、大手3キャリアと比べると、どこでもつながるドコモと同じくらい通信環境の満足度は高いと言えます。

1.楽天市場をよく利用す人

楽天モバイル「楽天最強プラン」をおすすめする人は「楽天市場をよく利用す人」です。

楽天市場では、SPU（スーパーポイントアッププログラム）が存在し、楽天グループのコンテンツを利用すれば利用するほど、楽天市場でお買い物をするとお得になります。

画像の通り、楽天モバイルを契約すると、楽天市場のお買い物が＋4倍になります。

そのほかにも、楽天のサービスを利用すればするほど、楽天市場でのお買い物がお得になります。

表の通り、SPU（スーパーポイントアッププログラム）で+4倍となるのは、楽天モバイルしかなく、優遇されていることが分かります。

楽天をメインとしている人は、楽天モバイルをきっかけに見直すと、+9.5倍になり、楽天市場でお買い物がお得になります。

2.サブ携帯・子ども用として利用する人

楽天モバイル「楽天最強プラン」をおすすめする人は「サブ携帯・子ども用として利用する人」です。

OS標準の通話アプリだとそれほど問題はありませんが、Rakuten Linkアプリを経由して通話を行うと、通話の音質が悪いため、サラリーマンなど電話を仕事でよく利用する人はおすすめできません。

Rakuten Linkとは別で「OS標準アプリの通話が15分かけ放題」が存在しますが、税込1,100円/月かかるため、他のかけ放題オプションと比べると、1回の電話で15分もかけない、なのに、1,100円は高いと感じてしまいます。

メインとしても利用かのうですが、サブ携帯として利用している人も多いです。

3.デュアルSIMの人

楽天モバイル「楽天最強プラン」をおすすめする人は「デュアルSIMの人」です。

デュアルSIM対応端末を利用している人は、SIMを組み合わせて安く済ませる方法もあります。

今回の場合、音声用と通信用でSIMを契約することによって、通信料を安く済ませる方法を行います。

例えば、楽天モバイルと相性が良いのは「マイネオ」です。

使い方は、下記の通り、音声は楽天モバイル、通信をマイネオ（マイそく）にすることで、24時間、通信・通話し放題を作ることが可能です。

気になる料金は、2つのSIMをあわせて税込み2,068円/月で利用が可能になります。

楽天モバイルで24時間通信・通話し放題を実現すると最大で3,278円かかりますが、上記2つのSIMの組み合わせだと、毎月1,210円安く利用が可能です。

3,278円(楽天モバイル) – 2,068円(デュアルSIM(楽天モバイル＋マイネオ)) =1,210円

楽天モバイルとマイネオをのデュアルSIMに関する詳細については、下記の別記事で詳しく解説しています。

>> 【デュアルSIM】組み合わせで最強は「楽天モバイル」とアレで決定

4.海外旅行に行く人

楽天モバイル「楽天最強プラン」をおすすめする人は「海外旅行に行く人」です。

楽天モバイルの場合、海外の通信が毎月2GBまで無料で利用が可能です。

通常だと別SIMを購入し、スマートフォンに挿しこむ必要がありますが、簡単な設定ですぐに接続が開始します。

出国前・現地到着後・帰国後に設定するのは下記の通り。

楽天モバイルで海外で通信する方法はこちら（楽天モバイル公式サイト）

5.一人暮らしの人

楽天モバイル「楽天最強プラン」をおすすめする人は「一人暮らしの人」です。

一人暮らしの場合、ネット環境は光回線を契約する人がほとんどですが、楽天モバイルのテザリング機能で自宅のネットを光回線にするのではなく、楽天モバイルで済ませることも可能です。

楽天モバイル公式サイトでも紹介されているため、楽天モバイルのネット回線を利用し、自宅にあるパソコン、ゲーム端末、タブレット端末など全ての危機に接続が可能です。

いくら無制限で利用できるといっても、自宅にある周辺機器の接続を楽天モバイルにしても良いのか疑問に思う人もいるかと思います。

楽天モバイル公式サイトの回答は下記の通り。

テザリングに制限はありますか？

テザリングに制限はありません。

もちろん、注意書きとして下記のような記載がありますが、日常生活レベルで制限されることはありません。

特に一人暮らしの場合、自宅でパソコンを利用するのは調べもの程度で、ほとんどがスマートフォンだと思います。

それなのに自宅でネットを行うためだけに、光回線の契約をすると、月5,000円前後かかってしまうため、無駄な出費となってしまいます。

楽天モバイルのテザリングを利用して自宅の光回線の費用も節約しましょう。

楽天モバイル「楽天最強プラン」の落とし穴を気にしない実質無料で利用する方法

楽天モバイル「楽天最強プラン」の落とし穴が気になって仕方がない人は、まずは、キャンペーンを利用して実質無料で楽天モバイルを利用してみる方法があります。

現在、キャンペーン終了日未定となっていますが、乗りかえキャンペーンとして14,000楽天ポイントがもらえます。

楽天モバイルは、新規手数料、解約手数料が無料であり、継続期間の縛りもありません。

キャンペーンポイントを使い切る直前で、楽天モバイルを「継続or解約」を決めることで、楽天モバイルは実際のところ、どうなのかを知ることができます。

ポイントの付与時期についてですが、プラン利用開始の翌々月末日頃から3ヵ月わたって付与されます。

契約後、すぐにポイントが付与される訳ではなく、3ヶ月間で全てのポイントが付与されるため、すぐに解約してしまうと、キャンペーンポイントをもらうことができないため注意しましょう。

>> 楽天モバイル紹介キャンペーン「三木谷」「従業員」はいつまで？何が違うの？

毎月3GBの場合「1年間実質無料」

楽天モバイル「楽天最強プラン」の落とし穴を気にしない実質無料で利用する方法で「毎月3GBの場合「1年間実質無料」」になります。

継続利用期間	~3GB	付与PayPay	実質支払い金額
1ヶ月	1,079円	0PayPay	1,078円
2ヶ月	1,079円	0PayPay	2,156円
3ヶ月	1,079円	0PayPay	3,234円
4ヶ月	1,079円	4,000PayPay	312円
5ヶ月	1,079円	5,000PayPay	-3,610円
6ヶ月	1,079円	5,000PayPay	-7,532円
7ヶ月	1,079円	0PayPay	-6,454円
8ヶ月	1,079円	0PayPay	-5,376円
9ヶ月	1,079円	0PayPay	-4,298円
10ヶ月	1,079円	0PayPay	-3,220円
11ヶ月	1,079円	0PayPay	-2,142円
12ヶ月	1,079円	0PayPay	-1,064円

表の通り、3GB未満で利用し続けた場合、紹介キャンペーンで獲得できるポイントを考慮すると、1年間12,948円かかるはずが、実質1年間無料で利用し続けることが可能になります。

毎月20GB未満の場合「6ヶ月実質無料」

楽天モバイル「楽天最強プラン」の落とし穴を気にしない実質無料で利用する方法で「毎月20GB未満の場合「6ヶ月実質無料」」になります。

継続利用期間	3GB～20GB未満	付与PayPay	実質支払い金額
1ヶ月	2,168円	0PayPay	2,168円
2ヶ月	2,168円	0PayPay	4,336円
3ヶ月	2,168円	0PayPay	6,504円
4ヶ月	2,168円	4,000PayPay	4,672円
5ヶ月	2,168円	5,000PayPay	1,8400円
6ヶ月	2,168円	5,000PayPay	-992円
7ヶ月	2,168円	0PayPay	1,176円
8ヶ月	2,168円	0PayPay	3,344円
9ヶ月	2,168円	0PayPay	5,512円
10ヶ月	2,168円	0PayPay	7,680円
11ヶ月	2,168円	0PayPay	9,848円
12ヶ月	2,168円	0PayPay	12,016円

表の通り、3GB以上20GB未満で利用した場合、紹介キャンペーンで獲得できるポイントを考慮すると、1年間26,016円かかるはずが、実質6ヵ月間無料で利用することが可能だと分かりました。

また、1年間、楽天モバイルを利用し続けた場合、1ヶ月あたりの利用料金は、実質「約1,001円」になります。

半年間利用後、自分にとって楽天モバイルがいまいちだった場合は、他社に乗りかえという方法もありだと思います。

>> ワイモバイルのキャンペーンで基本使用料実質0円を実現する方法

毎月30GB以上の場合「1か月2,111円」

楽天モバイル「楽天最強プラン」の落とし穴を気にしない実質無料で利用する方法で「毎月30GB以上の場合「1か月2,111円」」になります。

継続利用期間	20GB～無制限	付与PayPay	実質支払い金額
1ヶ月	3,278円	0PayPay	3,278円
2ヶ月	3,278円	0PayPay	6,556円
3ヶ月	3,278円	0PayPay	9,834円
4ヶ月	3,278円	4,000PayPay	9,112円
5ヶ月	3,278円	5,000PayPay	7,390円
6ヶ月	3,278円	5,000PayPay	5,668円
7ヶ月	3,278円	0PayPay	8,946円
8ヶ月	3,278円	0PayPay	12,224円
9ヶ月	3,278円	0PayPay	15,502円
10ヶ月	3,278円	0PayPay	18,780円
11ヶ月	3,278円	0PayPay	22,058円
12ヶ月	3,278円	0PayPay	25,336円

表の通り、20GB以上無制限で利用した場合、紹介キャンペーンで獲得できるポイントを考慮すると、実質無料期間は存在しないのですが、1年間、楽天モバイルを利用し続けた場合、1ヶ月あたりの利用料金は、実質「約2,111円」になります。

大手3キャリアと比較すると、ギガ無制限で約2,000円ちょっとで利用可能な楽天モバイルはお得です。

▼割引特典利用前で比較

データ利用料	楽天モバイル	ドコモ	au	ソフトバンク
無制限	3,278円	6,215円	6,138円	6,215円
20GB	2,168円
3GB	1,078円	4,565円	4,488円
2GB				4,565円
1GB		3,465円

まとめ｜楽天最強プランの落とし穴は「通話音質」以外は特になし

楽天最強プランの落とし穴！おすすめできる人・できない人を徹底解説しました。

長くなったので、まとめると、Rakuten Linkの通話の音質がいまいちなだけで、それ以外の落とし穴というものは正直言ってみつからないのが楽天モバイルです。

楽天モバイルも含め、全てのSIMについては、利用環境によって使いづらい場合もあります。

大手3キャリア、格安SIMを選ぶ基準として、まずは、キャンペーンを実施しており、実質無料で利用できるのか、できないかが私は重要だと思います。

楽天モバイルでは、乗りかえの場合、14,000ポイントがもらえるため、月のデータ通信量によりますが、実質無料で利用が可能です。

楽天モバイルのキャンペーンは、いつ終了するかわからないため、悩んでいるのであれば、この機会に契約することをおすすめします。